子供のインビザライン矯正はいつからできる?

子供の矯正はいつ始めるべきか?

インビザライン矯正に関わらず、まず歯科医に相談しましょう!

何歳までに矯正治療を開始しないとダメ、ということはありませんが、歯が生え揃う前の段階から診させて頂くことによって、将来の「キレイな歯並び」の為の治療計画の幅が広がります。すぐに装置をつけて治療を開始するわけではりません。初診時にお子様にとって適切な開始時期を診断し、将来の治療計画の説明を受けるところから始まります。

子供の矯正治療は1期・2期に分けられます

歯は生え変わります。子供のはから大人の歯である永久歯に生え変わるまでは6年くらいの期間がかかります。そして永久歯の歯並びが完成するのは12才ごろです。つまり、小学生低学年から生え変わりが始まり中学生ごろでやっと歯並びは完成します。もちろん前後1~2年の誤差はあります。

この生え変わりがあるので、お子様の矯正治療は永久歯に生え変わる前と後で2段階に分かれています。

乳歯と永久歯が混在する小学生時代を1期、永久歯が生えそろう中学生以降を2期と言います。

この二つの期間で治療の目的は異なります。

1期・2期それぞれの役割は?

1期治療は

負担の少ない取り外し型矯正治療装置(インビザラインでない)などで歯並びを誘導しながら約70点程度を目指します。この1期治療のみで中にはある程度満足のいく歯並びになる方もいらっしゃいますが、歯と歯の細かい段差やズレは残ったままなることがほとんどです。

2期治療は

患者様の目的とする歯並びのゴールを目指します。これを本格矯正と呼びます。治療期間としては2年程度かかることが多いです。

この時期はインビザライン矯正治療を行うことが可能です

1段階目は成長誘導、2段階目は仕上げという形で役割があり、2つセットとなります。

2段階に分けた方が良いのですか?
2段階に分けることのメリット

歯ブラシや日常生活の改善

顎の成長の誘導などの準備ができるので、後の本格矯正が期間が短くなって楽になる

などが挙げられます。

必ずしも2段階に分けた方が良いというわけではありません。

例えば小学生低学年でも永久歯列への完成が近いお子さんは、2段階に治療を分けずに、この本格矯正治療からスタートした方が良い場合もあります。歯の生え変わりは時期は個人差がるので、年齢が同じだからといって矯正治療を始める時期が同じとは限りません。

小学生から矯正治療を始め2段階に分けるか、中学生ぐらいから本格矯正から始めるかをどちらにするかは考えるところです。歯並びの症状以外に、お子様の生活環境に合わせて考える事も大切です。

例えば、転勤の可能性があったり、塾や習い事が忙しいお子様は無理に1期治療からスタートせず、永久歯列期まで待つ方が良いこともあります。また、すでに歯並びが悪くて食べにくいなどの症状があったり、歯並びがコンプレックスになって気にしている場合などは1期治療からスタートする方が良いこともあります。

乳歯列期(3~6歳)

まだ前歯の生え変わりが始まっていない時期になります。早めに始めたからといってもゴールは変わらないので、治療期間が長くなりますので注意が必要です。保護者様からのご希望がない限りは、上の前歯が生える小学生まで定期観察になる事が多いです。ですが、この時期に一度歯並びの将来についてを聞いておく事は大事です

生えかわり前期(平均7~9歳)

前歯と6歳臼歯が生え揃う事で歯並びのサイズがある程度決まってきます。主に取り外し装置を用いて前歯と奥歯のかみ合わせを整えます。1~2年治療を行い一度定期観察になります。この時期から始める場合は治療を2段階に分けます。

インビザラインが開始できる時期

主に10代の患者の治療に適応

インビザラインが開始できる目安としては

犬歯、第二小臼歯および第二大臼歯が萌出途中

第一小臼歯および第一大臼歯が完全萌出しており、咬合平面が設定できる

などが挙げられますが、あくまで目安となりますので、まずは相談しましょう。

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