虫歯と矯正治療
虫歯があっても矯正治療はできるか?
虫歯は矯正治療の前にしっかり治療を終えておくことが必要です。
しっかり治療を終えていないと、矯正治療の途中で痛み出したり、
より悪化します。
また矯正治療の途中で虫歯治療を行うと、歯の形が変わるので、矯正装置が合わなくなります。
インビザライン のマウスピースも、スキャニングして再度、作り直す必要があります。
それにより、マウスピースが届くまでの約一ヶ月、治療が延長します。
矯正治療の前に、虫歯の治療を行いました。
これだけでもかなり見た目の印象が変わります。
前歯の重度捻転(ねじれ) をインビザライン 単独で治療
上顎前歯(真ん中の2本)の重度の捻転(ねじれ)の方です。
ほぼ90度に近い状態での捻転(ねじれ)が見られます。
インビザライン のマウスピース単独で治療を行いました。
性別 女性
年齢 50代
主訴 前歯のねじれを治したい。
使用装置 インビザライン
治療期間 15ヶ月
副作用とリスク 圧痛・後戻り・歯肉退縮など、詳しくは「インビザライン の失敗リスク」をご覧ください
前歯の重度捻転(2番目の前歯)をインビザラインとエラスティックゴム を併用して治療
前歯(真ん中の2本)に比べ、2番目の前歯は大きさが小さい分、動きにくいことがあります。
特にあと少しだけ、捻転を治したい時に、なかなか動かないことがあります。
その場合は補助的にゴムなどを併用することがあります。
ここまではインビザライン 単独で治療を行いましたが、
2番目の前歯に、わずかに捻転が残っているので、
表側と裏側に引っ掛けるところをつけて、回転させます。
表側には白い材料で引っ掛けるところをつけました。
少しの動きなのでわかりにくいですが、捻転が改善されています。
全ての捻転(ねじれ)が同じように治る訳ではありません
上顎の前歯の2本の捻転は関しては、
インビザライン のマウスピース単独でも、比較的治り易いです。
ただお隣の歯、上顎側切歯(真ん中の前歯の隣の前歯)や臼歯部は捻転が取れにくかったりします。
インビザライン 単独だけでは時間がかかったり、動ききらなかったりする移動を、
他の方法を併用してしっかり治すテクニックがインビザライン には必要です。
前歯の捻転(ねじれ)をはじめ、歯並びでお悩みの方は
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