世田谷通りリキ歯科・矯正歯科の西山　力です。

今回のテーマは『10代のマウスピース矯正（インビザライン）』です。

インビザライン治療では、

10代の矯正治療における様々なデメリットが改善されます。

10代マウスピース矯正のメリット

アライナー（マウスピース）を取り外すことが可能

スポーツ

楽器の演奏

飲食

などにはアライナーを取り外すことができます。

従来の一般矯正治療とは異なり、従来の一般矯正で心配されたスポーツ吹奏楽などをはじめ、

普段通りに好きな活動をアクティブに楽しむことが可能です。

目立たない

インビザラインのアライナー（マウスピース）は透明で目立たないので、

装着していることがわかりにくく、見た目によるストレスを感じにくくなっています。

健康で衛生的

通常の歯磨きやフロス使用にも特に適しているため、口腔内の衛生状態を保ちやすくなっています。

またマウスピース型の矯正装置なので、ワイヤーやブラケットに食べ物が挟まるといったこともありません

歯周組織の改善

歯周病や歯根吸収のリスクが化現される可能性があり、矯正治療中に、

歯周組織がの健康が改善する可能性も報告されています。

参照「Effects of Invisalign Aligners on Periodontal Tissues」

（歯周組織におけるインビザライン・」アライナーの影響）

M.G.Taylor,S.P.MCGORRAY,S.DURRETT,S.PAVLOW.N.DOWNEY,MLENK,D.OXFORD,C.DOLCE,T.T.WHEELER,フロリダ大学（アメリカ合衆国フロリダ州ケインズビル）

口腔内のトラブルが少ない

金属製のワイヤーやブラケットを使用しないため、

治療期間中に装置が脱落するなどの緊急性を要することが少ないです。

金属アレルギーの心配もありません。

治療対象年齢

最先端の技術が用いられ、永久歯が生えそろっていないなどの、10代の矯正治療にも適応します。

担当歯科医の判断により１０代以外の方の治療にも適用される場合があります。

目安

混合歯列

・6番が完全萌出している。

⁃ 咬合面を設定するために4番の完全萌出が望ましい。

4番が欠損している場合、またはその抜歯が計画されており、5番が完全萌出していない場合は、

咬合面の設定箇所を定義する必要があります。

詳しくはご相談ください

10代の患者様用の機能

萌出スペース機能

患者様がアライナーを装着している間でも犬歯および第二小臼歯の自然萌出に対応できるようなデザインが可能であり、歯牙の萌出に必要なスペースを確保しておくことができます。

歯型の記録取得時に対応する乳歯が残存している場合は、

仮想抜歯を指示することもできます。

アライナーを実際にフィッティングする前に、臨床的に抜歯する必要があります。

最後臼歯タブ

最後臼歯の過剰萌出を防ぐアライナーの機能です。萌出タブが最後臼歯の近心咬頭を覆うように延長されています。最後臼歯の咬合面が第一大臼歯の高さを超えるのをアライナーが防ぎます。

コンプライアンス・インジケーターとは

インジケーターの拡大図

これは、アライナーを装着することで患者様の唾液と接触し、その結果として色が薄くなっていく青色のドットです。一般的には、6番の頬側に配置されますが、状況によってその場所は変更される場合があります。

着色は、毎日20～22時間装着した場合に色がうすくなるように計算されています。毎日装着を続けると、徐々に青色から透明へと変化します。

色が薄くなることが、装着時間の大まかな尺度となります。患者の大まかな装着時間を追跡できるだけでなく、患者様本人と保護者様の両方のモチベーションを高める効果もあります。

コンプライアンス・インジケーターの確認方法

インジケーターテーブル

ステップ1：患者様が最初のアライナーセットを規定時間装着し終わった後、そのアライナーのコンプライアンスインジケーター（CI）の色合い（青色の濃さ）を観察します。

各アライナーのCIの色合いに最も近いボックスにチェックを入れます。

ステップ2：毎回の診察時に装着されたアライナーのCIの色合いを確認し、該当するボックスにチェックを入れます。

ステップ3：チェックの入ったボックスをつなぎます。

ステップ4：パターンを評価し、近似分析を行います。*

  • つないだ線が右肩上がりになっている場合は、患者様が治療後半になって前半よりもアライナーを装着していないことが多くなっていることを示します。
  • つないだ線が右肩下がりになっている場合は、患者様が治療後半になって前半よりもアライナーを装着していることが多くなっていることを示します。
  • つないだ線がほぼ真っ直ぐである場合は、装着時間がほぼ一定であることを示します。パターンがバラバラの場合は、患者様のアライナーの装着が一貫していないと考えられます。

*この分析は装着時間のおおよその目安です。変化は、患者の唾液の量によって影響される場合もあります。適切に装着していても、唾液の量が非常に少ない患者では、色がほとんど、あるいはまったく消えない場合もあります。

 

世田谷・桜新町駅・用賀で小学生、中学生、高校生で目立たないマウスピース矯正をご希望の方、

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