予防歯科とは?世田谷通りリキ歯科・矯正歯科が勧める理由と内容を解説
更新日:2025年
「予防歯科って、何をするところですか?」
初めてご来院される患者さんから、よくいただく質問です。「歯が痛くないのに歯医者に行く意味があるの?」と思われる方も多いと思います。
この記事では、予防歯科とは何か・何をするのか・なぜ必要なのかを、世田谷通りリキ歯科・矯正歯科が詳しく解説します。費用・頻度・当院のプログラムもまとめてご紹介します。
予防歯科とは?「治す歯科」と何が違うのか
予防歯科とは、虫歯や歯周病などの口腔疾患を「治す」のではなく、「起こさないようにする」ことを目的とした歯科医療のことです。
一般的な歯科診療は「痛みが出てから治す」治療型の医療です。一方、予防歯科は「痛みが出る前に予防する」健康維持型の医療です。
| 一般歯科(治療型) | 予防歯科(予防型) | |
|---|---|---|
| 来院のタイミング | 痛みや異常が出てから | 症状がない状態で定期的に |
| 目的 | 病気・痛みを治す | 病気・痛みを起こさない |
| 主な処置 | 虫歯の削除・神経治療・抜歯など | 検診・クリーニング・ブラッシング指導 |
| 通院頻度 | 治療が終わるまで(集中的) | 定期的・継続的(3〜6ヶ月に1回) |
| 費用の傾向 | 高額になりやすい | 少額・継続的 |
予防歯科が国民的に普及しているスウェーデンでは、成人の平均残存歯数が日本より大幅に多いとされています。「歯は一生使うもの」という意識と、定期的なプロケアの習慣が、歯の寿命を大きく左右します。
なぜ予防歯科が必要なのか?データで見る現実
「歯磨きをちゃんとしているから大丈夫」と思っていても、歯の病気は誰にでも起こりえます。その理由を見ていきましょう。
セルフケアだけでは落とせない汚れがある
歯ブラシによるセルフケアで落とせるプラーク(歯垢)は、全体の約60〜70%と言われています。残りの30〜40%は、歯と歯の間・歯ぐきの境目・奥歯の溝など、歯ブラシが届きにくい場所に残ります。
また、プラークが石灰化した「歯石」は、いくら丁寧に磨いても自分では取り除けません。歯石は歯周病菌の温床になるため、定期的にプロが除去する必要があります。
虫歯・歯周病は痛みが出る前から進行している
虫歯も歯周病も、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。痛みを感じる頃には、すでに中等度以上に進行していることが多く、治療が大がかりになります。定期検診で早期発見することが、治療を最小限に抑える最善の方法です。
歯周病は全身疾患と関係している
歯周病は口の中だけの病気ではありません。歯周病菌が血流に乗って全身に影響を与え、糖尿病・心疾患・脳梗塞・早産などのリスクを高めることが複数の研究で報告されています。口腔の健康を守ることは、全身の健康を守ることにつながります。
- 第1位:歯周病(約41%)
- 第2位:虫歯(約32%)
- 第3位:歯の破折(約11%)
歯を失う原因の7割以上が、定期的なプロケアで予防できる疾患です。(参考:8020推進財団調査)
予防歯科で行うこと:具体的な内容
予防歯科の来院では、主に以下の流れで処置を行います。
-
1問診・口腔内チェック
前回来院からの変化・気になる症状・生活習慣の変化などを確認します。視診・触診で口腔全体の状態を評価します。 -
2歯周病検査(プロービング)
歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)の深さを測定します。健康な状態は1〜3mm。4mm以上は要注意です。出血の有無も確認します。 -
3歯石除去(スケーリング)
超音波スケーラーや専用器具を使い、歯の表面・歯ぐきの境目に付いた歯石を除去します。歯石は歯周病の主な原因のひとつです。 -
4PMTC(バイオフィルム除去)
歯の表面に形成された細菌の膜「バイオフィルム」を、専用の回転器具とペーストで除去します。歯ブラシでは物理的に破壊できないため、プロの処置が必要です。これが虫歯・歯周病予防の核心です。 -
5フッ素塗布
高濃度フッ素を歯面に塗布し、歯の再石灰化を促進します。初期虫歯の進行を止める効果があります。 -
6ブラッシング指導・セルフケアアドバイス
磨き残しのパターンを確認し、改善ポイントをお伝えします。フロス・歯間ブラシの使い方、食生活のアドバイスも行います。
予防歯科に通うことで得られるメリット
① 虫歯・歯周病を予防できる
最大のメリットはシンプルに「歯の病気にならない」ことです。定期的なプロケアを続けることで、バイオフィルムと歯石の蓄積を防ぎ、虫歯・歯周病の発生リスクを大幅に下げることができます。
② 治療費・通院時間を長期的に抑えられる
予防歯科の年間費用は、クリーニング3〜4回で1〜1.5万円程度です。一方、神経まで達した虫歯の治療は数万円、歯を失いインプラントを入れた場合は30〜50万円になることもあります。予防にかけた費用は、長期的に見ると大きな節約になります。
③ 自分の歯を長く保てる
80歳になっても自分の歯を20本以上残すことを目標とした「8020運動」が日本では推奨されています。自分の歯で食べることは、食事の楽しみだけでなく、全身の健康・認知機能の維持にも関わることが分かっています。
④ 口腔内の変化を継続的に把握できる
定期的に通院することで、歯科医師・衛生士が口の中の変化をデータで追跡できます。「前回より歯周ポケットが深くなっている」「この部位に初期虫歯の疑いがある」という変化を早期に察知し、大事になる前に対応できます。
⑤ 歯医者が「怖い場所」でなくなる
定期的に通うことで、歯科への心理的ハードルが下がります。「予防で通っているから、いつ行っても痛い治療がない」という安心感が生まれ、口腔ケアへの意識が自然と高まります。
何ヶ月に1回通えばいい?頻度と費用の目安
通院頻度は、お口の状態・生活習慣・リスクに応じて異なります。以下を目安にしてください。
| リスク | 対象 | 推奨頻度 | 費用の目安(1回) |
|---|---|---|---|
| 低リスク | 虫歯・歯周病歴なし、セルフケアが十分な方 | 3〜4ヶ月に1回 | 3,000〜5,000円程度(当院は2500円程度) |
| 中リスク | 過去に虫歯・歯周炎あり、喫煙者、全身疾患がある方 | 2〜3ヶ月に1回 | 3,000〜6,000円程度(当院は2500円程度) |
| 高リスク | 重度歯周病の既往、糖尿病、重度の磨き残しがある方 | 1〜2ヶ月に1回 | 3,000〜6,000円程度)(当院は2500円程度) |
| 矯正中 | インビザライン・ワイヤー矯正中の方 | 1〜2ヶ月に1回 | 3,000〜6,000円程度(当院は矯正治療費に含む) |
歯周病の治療を目的としたスケーリング(歯石除去)・定期検診は、保険適用になる場合があります。PMTC(バイオフィルム除去)・フッ素塗布(成人)は自費診療です。詳細は初回カウンセリング時にご説明します。
世田谷通りリキ歯科・矯正歯科の予防歯科プログラム
世田谷通りリキ歯科・矯正歯科では、「インビザライン矯正×予防歯科」を一体で提供できることが大きな特徴です。矯正中は特に虫歯・歯周病リスクが高まるため、矯正の進捗確認と予防ケアを同じ来院でまとめて行えることは、患者さんの大きなメリットになっています。
当院の予防歯科の5つの特徴
- 検診+クリーニングをセットで提供:毎回の来院で「診断」と「予防処置」を一体で行います。何をされるか分からないという不安がないよう、処置前に内容をご説明します。
- 担当衛生士制(原則):同じ衛生士が継続して担当することで、お口の変化を精度高く把握し、より個別化されたケアを提供します。
- インビザライン矯正との連携:矯正の経過確認と予防ケアを同日に行うことで、通院回数を増やさずに口内環境を守ることができます。矯正中の予防ケアについて詳しくはこちら
- セルフケア指導:磨き残しのクセの指摘・フロスの使い方・食生活のアドバイスなど、ご自宅でのケアの質を上げるサポートも行っています。
- 日曜診療・18時まで対応:平日に通院しにくい方にも継続して通っていただけるよう、日曜・夕方の診療を確保しています。
よくある質問(FAQ)
世田谷通りリキ歯科・矯正歯科
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上町駅・桜新町駅すぐ/日曜診療18時まで
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