なぜ痛い歯だけじゃなくて、違う歯も調べるの?

なぜ痛い歯だけじゃなくて、違う歯も調べるの?
「痛い歯だけ治してくれればいいのに!」と思われる方もいらっしゃると思います。
歯科医院に行ったら、痛くない歯まで診られて時間がかかってしまったという経験をお持ちの方もいるでしょう。
しかし、歯の治療はそう単純にはいかないものなのです。

痛みの原因は別の歯かもしれません

痛みの原因は別の歯かもしれません
実は、痛いと思っている歯が、本当の痛みの原因ではないことが少なからずあります
歯の痛みは神経を通じて脳に伝わるため、どの歯が痛いのか正確に特定することが難しい場合があるのです。
特に上下の歯や隣接する歯の痛みは混同しやすく、患者さんご自身が感じている場所と実際の原因が異なることがあります。
そのため、周囲の歯の状態も含めてよく調べる必要があるのです。

今後の治療計画を立てるために

また、痛い歯が残念ながら抜歯になってしまった場合を考えてみましょう
その後にはブリッジや入れ歯、インプラントといった補綴治療が必要になります。
その際、「周囲の歯がその治療に耐えられる状態なのか」、「むし歯や歯周病などはないか」
といったことをきちんと把握しておかなければ、適切な治療計画を立てることができません。
周囲の歯に問題があるまま治療を進めてしまうと、
後々さらなるトラブルにつながる可能性もあるのです。

つまり、「痛い歯だけを治す」という考え方では、本当の意味での「治療」にはならないのです。
お口全体をしっかり診ることで、再発の少ない、長く健康な状態を保つための治療計画を立てることができます。

当院では、患者様の「今の痛み」を取るだけでなく、「これから先も痛まないように」することを大切にしています
そのために最初に全体の歯と歯ぐきの状態を丁寧に検査し、原因を見極めた上で、最適な治療を進めてまいります。

早期発見・早期治療のために

そして最も重要なのが、予防の観点です。歯はむし歯ができたからといって、すぐに痛みを出すわけではありません。
むしろ、痛みが出る頃にはかなり進行してしまっているケースが多いのです
痛みを出す前に早期発見・早期治療を行うことで、歯を削る量を最小限に抑え、歯の寿命を延ばすことができます。
そのためにも、お口全体の歯の状態を調べることはとても大切なのです。
痛い歯だけでなく、お口全体を診ることで、より確実で長持ちする治療が可能になります。
痛みのある歯を治すことはもちろん、これから先も健康な歯を守るために、全体を診ることが、最初の一歩なのです。

世田谷・桜新町・上用賀・弦巻・上町・経堂付近で
歯のしっかり検査し、再発の少ない、長く健康な状態を保つための治療をご希望の方、
歯周病を予防したい方は

世田谷通りリキ歯科・矯正歯科にご連絡ください。

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