歯周病は口の中だけの問題でしょう?

 歯周病は口の中だけの問題でしょう?
と軽く考えている人がいますが、とんでもない。
100を越える全身疾患とリンク!!!
最近の研究によると、歯周病は糖尿病や心筋梗塞、
認知症からがんにいたるまで100を越える全身疾患とリンクしていると言われるほど怖い病気です。
歯ぐきからの出血は、たとえば膝をすりむいて血が出るようなもの
すり傷の手当をしないまま、 泥水に入ったら感染したり膿んだりします。
それと同じことが口の中で絶えず起きているのです。
歯ぐきの出血は毛細血管が破綻した状態。
そこから歯周病菌や毒素が血中に入り体内を巡ることで、さまざまな病気に飛び火します」
歯周病菌が糖尿病を引き起こし、 悪化させることもあれば、高血圧や動脈硬化を招いて、脳梗塞や心疾患の原因になることもあります。
さらにアルツハイマー型認知症がんにいたるまで、歯周病がさまざまな病気の引き金になることが明らかになりつつあります。
ちなみに口の中に存在する菌は 700種類以上。
「歯周病を悪化させるような悪玉菌はごく一部ですが、菌の数が多いすなわち不衛生であるほど悪い菌が増殖することもわかっています。」

歯周病から起きるさまざまな病気

心疾患

心臓に酸素や栄養を送る冠動脈が詰まることで生じる心筋梗塞や狭心症などの心疾患も歯周病と密接な関係にあり。
とくに重度の歯周病の人は心筋梗塞のリスクが高いことが分かっています。

動脈硬化

歯周病の人は糖尿病になりやすく、その結果、動脈硬化になるリスクも高まります。
ある研究では動脈硬化になっている血管を調べたところ多くの歯周病菌が発見されたとの報告もあります。

糖尿病

歯周病菌が血管に入るとサイトカインという炎症物質が分泌される
これが血糖値をコントロールするインスリンの働きを低下させ、
糖尿病を引き起こして悪化させることに。

がん

歯周病はがんのリスクを高めます。
食道がんの細胞からは歯周病菌がかなりの割合で見つかり、
重度の歯周病患者の大腸がんの発症リスクはそうでない人の約2倍もあるともいわれます。

脳梗塞

歯周病により動脈硬化が進むと脳の血管にも影響がおよび、
脳梗塞やくも膜下出血などを起こします。歯周病の人は、
そうでない人より約2.8倍も脳梗塞になりやすいという研究データもあります。

アルツハイマー型認知症

これは脳にアミロイドβというタンパク質が蓄積することによって
認知機能が低下する病気ですが、
歯周病はアミロイドを生成・蓄積させることが明らかになっています。

誤嚥性肺炎

高齢者に多く見られる誤嚥性肺炎は、
食べ物や飲み物が誤って気管に入り込むと同時に細菌などの病原体が侵入して炎症を起こしますが、
その細菌の一つが歯周病菌である場合が多いです。

このように、歯周病は多くの疾患と深い関係があります。

炎症や細菌の影響で全身に悪影響を及ぼすため、口腔ケアが全身の健康維持に重要です。
世田谷・桜新町・上用賀・弦巻・上町・経堂付近で
歯周病のケアをしっかりおこないたい方、虫歯、歯周病を予防したい方は

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