口や喉がいつも渇き気味、寝ているとき口の中がカラカラになって目が覚める・・・・・・。
そんな方は要注意です。
口の中がいつも渇いているのは決して良いことではありません。
なぜなら、唾液は口を健康に保つ、いわば「魔法の液体」です。
その恩恵を受けられなくなるとさまざまな弊害が出ることになります。

唾液はとても重要な体液です

ロの粘膜を保護 ・補修

喉や食道の粘膜をコーティングして保護し、細胞が傷ついたときには修復もしてくれます

細菌の侵入を食い止める

唾液は、細菌の繁殖を抑えてくれる抗菌作用の持ち主。ウイルスなど外敵の侵入を防ぎます。

老化を抑える

細胞の新陳代謝を活発にするパロチンは若返りホルモンとも呼ばれる成分。アンチエイジングにも期待大。
パロチンは、唾液に含まれる成長ホルモンの一種で、老化防止ホルモンとも呼ばれています。
筋肉や骨、内臓などの成長を促し、新陳代謝を活発にすることで、若々しく保つ効果があります。
  • 骨や歯の表面にカルシウムを沈着させて、再石灰化を促進する
  • 肌や髪を若々しく保つ効果がある
  • 女性に多い骨粗しょう症の発症リスクを抑える効果がある

パロチンの分泌量は年齢とともに減少するため、唾液の分泌を促すことが大切です。

胃の消化をサポート

「アミラーゼ」という消化酵素を含み、炭水化物を糖に分解するなどして胃腸の負担を減らします。

細胞の新陳代謝を活発化

唾液に含まれる成長ホルモン “パロチン、が皮膚の新陳代謝や、骨や筋肉の成長を促進します。

虫歯を予防

食事をすると口の中は酸性に傾き、 虫歯のリスクを高めますが、 唾液にはこれを中性に戻す作用があります。

口臭を予防

口の中の雑菌を洗い流し、清潔に保つ自浄作用があるため、 唾液量が減ると口臭も強くなります。

飲み込みやすくする

唾液は潤滑油のようなもの。
食べ物と混ざり合うことで咀嚼しやすく、 飲み込みやすくなります。

美味し食べられる

料理の味を楽しめるのは食べ物の味の成分が唾液を介して味蕾に届くため。唾液があってこその味わい。

唾液がすくなるなることで起きるリスク

口臭が強くなる

唾液が少ないカラカラの口の中では、細菌や食べかすを洗い流す自浄作用が十分に発揮されず。
雑菌が繁殖しやすく、口臭も強くなります。

虫歯になりやすくなる

食後、唾液が少ないと口の中が酸性に傾いたままとなり、歯のエナメル質が溶けて修復されない状態に。結果、虫歯ができやすくなります。

肌や血管が老化する

唾液量が減ると、 アンチエイジング効果をもたらす成長ホルモン パロチン の恩恵が受けられず、 身体の細胞組織が老化することに。

歯がもろくなる

唾液には食事によって溶け出したミネラル分を補修する働きあり。唾液量が少ないと歯の修復が十分にできず、もろくなります。

食事が楽しめない

口が渇いていると食事をしても料理の味が分からない、食べ物がうまく飲み込めない、口の中がヒリヒリして食事が楽しめないという事態に。

感染症にかかりやすくなる

口の中の粘膜を保護する作用が低下。さらに外敵の侵入を防ぐ唾液の抗菌作用が失われるため、インフルエンザなどの感染症に弱くなる。

唾液には口の中を清潔に保ってくれる自浄作用がありますが、これが減ると口の中が汚れて、
雑菌が繁殖しやすい状態になります。
口臭は強くなり、口内炎や歯周病などのリスクが増えて、感染症にもかかりやすくなります。
また食事によって酸性に傾いた口の中を中性に戻す働きもあります。
酸性の状態が続くと、歯の表面にあるカルシウムやリンが溶け出して、虫歯にもなりやすくなります。
ほかにも、食べ物の味を感じにくくなる、胃の消化の負担が増える、
唾液中に含まれる成長ホルモンによるアンチエイジング効果が受けられず老化が進む・・・・・・など、
さまざまなリスクが高まります。

唾液が減る原因

加齢

唾液の分泌量は加齢とともに自然と減少する傾向にあります。
女性ホルモンのバランスが乱れ、 全身の水分量が低下することが大きな要因になります。
年を重ねると、肌の水分量が減ってかさついたり、目が乾いてドライアイになったりするのと同じように、
口の中でも唾液の分泌量が減って渇きやすくなります。とくに更年期以降の女性は唾液が出にくくなります。

噛む力が低下している

歯が弱くなり、口周りの筋肉が衰えると柔らかいものばかりを食べがち。
唾液は噛む刺激によって分泌されるため、噛む力が低下すると自ずと唾液量も減少する。

薬の副作用

降圧剤や利尿薬、抗うつ薬、抗ヒスタミン薬などの副作用として口の中が渇く場合があります。 服用が長くなるほどドライマウスも長期化することに。

お酒の飲みすぎ

お酒には利尿作用あり。アルコールを摂取しすぎると体内が脱水し、結果、唾液の分泌量が減ることに。

ストレスや緊張

ストレスや緊張などの心理的要因により、自律神経のバランスが乱れて唾液の分泌量が低下。

このように唾液の分泌量が低下する原因は、 加齢だけではありません。
「口の周りの筋肉が衰えたり、歯が弱くなったり、あるいは歯が少なくなり、噛む力が低下していることもドライマウスの要因です」
これは年齢を問わず、若い人にもいえること。柔らかいものばかりを食べていると、噛む回数が減ります。
その結果、噛む刺激によって分泌されるはずの唾液が減ってしまうことになるのです。
また、薬の副作用による唾液量の低下も考慮したいもの。
高血圧を抑える降圧剤やアレルギーを抑えるための抗ヒスタミン薬、睡眠薬、利尿薬などには唾液の分泌を抑える作用がありますから、
あまりひどい場合は、薬を変えてもらうことも検討しましょう」
ほかにも過度なストレスや緊張、 飲酒も唾液の分泌を低下させることもあります。

寝ているときに口の中が乾く主な原因

寝ているときに口の中が乾く主な原因は以下のとおりです。

1. 口呼吸

鼻が詰まっていたり、無意識に口を開けて寝ていると、口の中が乾燥しやすくなります。

2. 鼻づまり(アレルギー・風邪・副鼻腔炎など)

鼻が詰まると自然と口呼吸になり、口の中が乾燥しやすくなります。

3. 加湿不足

冬場やエアコンを使う季節は部屋の湿度が低くなり、口の中も乾燥しやすくなります。

4. 加齢による唾液の減少

年齢とともに唾液の分泌量が減るため、口の乾燥が起こりやすくなります。

5. ストレスや緊張

ストレスが原因で交感神経が優位になると、唾液の分泌が減り、口が乾くことがあります。

6. 薬の副作用

抗アレルギー薬、抗うつ薬、降圧薬など、一部の薬には口の乾燥を引き起こす副作用があります。

7. 飲酒・カフェイン・喫煙

アルコールやカフェイン、タバコは唾液の分泌を抑える作用があり、口の乾燥を引き起こします。

8. 糖尿病などの病気

糖尿病やシェーグレン症候群などの疾患は、口の乾燥を引き起こすことがあります。

今後は口の渇きが気になってきた対処法は下記をご参照ください。

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