マウスピース矯正(インビザライン)でマウスピースの装着時間が少ないと起こる40のリスク
マウスピース矯正は、取り外しができることで快適にお食事ができたり、
歯ブラシやフロスが通常通りに行えるので衛生的です。
そしてしっかり装着してさえいれば歯はしっかり動いていくのでオススメの矯正装置です。
でも外す時間が長くなり20時間を下回ることが続いてくると、さまざまなトラブルやリスクがあります。
以下に装着時間が少ないことで起こることをご紹介します。
マウスピース矯正(インビザライン)でマウスピースの装着時間が少ないと起こる40のリスク
- 治療が遅れる
設計通りの力が歯に伝わらず、治療期間が延びる可能性があります。 - 歯が予定通りに動かない
矯正プランに沿った歯の移動ができなくなり、理想の歯並びが得られない場合があります。 - 次のステップに進めなくなる
アライナーの装着が不十分だと、次のマウスピースがうまく装着できず、 治療の進行が止まることがあります。 - 痛みや不快感が増える
長時間装着しないと、歯が元の位置に戻ろうとするため、再装着時に余計な痛みや圧迫感を感じることがあります。 - 治療の精度が下がる
歯が予定通りに動かないと、最終的な仕上がりに影響が出る可能性があります。 - 追加費用が発生する
治療計画が狂うことで、追加のマウスピースや修正治療が必要になり、 費用がかさむ場合があります。 - リテーナー使用期間が延びる
治療後の安定化期間が長くなる可能性があり、リテーナーを長期間使用する必要が出てきます。 - 歯ぐきや周囲の組織に影響
不規則な歯の移動が起こり、歯ぐきや骨の状態に悪影響を及ぼすことがあります。 - 矯正の効果が弱まる
目標としていた歯並びや噛み合わせの改善が中途半端に終わる可能性があります。 - モチベーションの低下
装着時間が少ないことで結果が見えにくくなり、治療への意欲を失う場合があります。
- 歯が後戻りする
十分な装着時間が確保されないと、移動した歯が元の位置に戻ろうとする力が強くなります。 - 噛み合わせの悪化
不規則な歯の移動が原因で、上下の歯の噛み合わせが悪くなる可能性があります。 - マウスピースの破損リスクが増える
長時間外していることで、装着時に過度の力がかかり、マウスピースが破損することがあります。「 またマウスピース自体の劣化やマウスピースに着色がつきはじめ、 装着時の見た目にも影響します。」 - 口腔内の不快感が増す
適切な装着がされないと、アライナーが浮いた状態になり、口の中で違和感が強まることがあります。 - 虫歯や歯周病のリスクが増加
矯正治療が計画通り進まないと、清掃がしづらい状態が長く続き、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。 - 治療の予測が困難になる
装着時間不足で歯の動きが予定通りでなくなると、治療計画の再調整が必要になり、予測が難しくなります。また装着時間不足による移動不良なのか、 移動の計画に問題があって移動していないかの判断が難しくなりま す。( ある程度はどちらで移動が計画通りに進んでいないかはわかります が) - 歯が傾いて動く
正しい力がかからないことで、歯が正しい方向ではなく傾斜した形で移動することがあります。( 特に抜歯をしている場合に装着時間が少ないと、必ず起こります。その場合マウスピースでのリカバリーが難しくワイヤー矯正が必要 になることがあります。) - 顎関節への負担が増加
噛み合わせが不安定になることで、顎関節に負担がかかり、顎関節症状が悪化する可能性があります。 - 周囲の人に治療が目立つ
歯が適切に動かないことでマウスピースがうまくフィットせず、外見的に治療が目立つ場合があります。( マウスピースがピッタリハマっていれば目立ちません) - 最終的な結果に満足できなくなる
理想の歯並びに到達できず、見た目や機能面での仕上がりに不満を感じることがあります。
- 歯の不均等な動き
一部の歯が予想より悪く、歯並びのバランスが崩れる可能性があります。 - 矯正後の安定性が低下
計画された移動が行われず、最終的な位置が計画とずれている場合、治療後の歯並びが安定しにくくなる場合があります。 - 歯の隙間が閉じない
歯間の隙間を閉じる目的がある場合、不十分な装着で隙間が残ったままになる可能性があります。 - 歯の根にストレスがかかる
正しいペースで歯が動かないと、歯根に過剰な力がかかり、歯根吸収(歯の根が短くなる現象)のリスクが増します。 - 矯正計画の再設計が必要
計画通りに治療が進まない場合、担当医が新しい治療プランを立て直す必要があり、 時間とコストが余計にかかります。治療の途中でも、 再度スキャニングを行い新しくマウスピースを製作しなければなら ない場合もあります。 - 食事や飲み物の制限が長引く
装着時間不足で治療が延びると、食事や飲み物の制限期間が長引きます。 - 歯科医師との信頼関係に影響
指示を守らないことで治療結果に問題が出た場合、歯科医師との信頼関係が損なわれる可能性があります。 - 歯の位置が不安定になる
歯が中途半端な位置で移動を止めると、全体の歯並びが安定せず、ぐらつきが生じる可能性があります。 - 治療中断のリスク
結果が見えづらくなることで、モチベーションが下がり、治療を途中でやめたくなる場合があります。 - 口腔内に炎症が起こりやすくなる
不適切な力が歯や歯ぐきにかかることで、炎症や不快感が生じることがあります。 - 歯が捻れたままになる
装着時間不足により、捻れた状態が治らない場合があります。 - 歯列の左右非対称が悪化
不均一な力がかかり、非対称が目立つようになる可能性があります。 - 笑顔の見た目に影響
歯の位置が計画通りでない場合、笑顔のバランスや見た目が思い通りにならないことがあります。 - 周囲からの指摘が増える
治療が進まないことで、周囲の人から「進捗が遅い」といった指摘や質問を受けることがあるかもしれません。 - 治療後のメンテナンスが増える
装着時間不足が原因で歯が目標とする位置まで移動しない場合、追加のマウスピースやワイヤーやエラスティックゴム、 アンカースクリューなどの補正治療が必要になることがあります。 - 隣接歯に負担がかかる
一部の歯だけが動くことで、隣の歯に余計な力がかかり、トラブルを引き起こす可能性があります。 - 噛み癖が変化する
噛み合わせのズレにより、偏った噛み癖が生じることがあります。 - 歯と歯の間に食片が圧入することでの不快感や痛みが起きやすい。
歯の移動中は歯の間に食片が挟まりやすい状態が長く続き、食片が歯と歯の間に押し込まれると痛みが生じます。歯間ブラシや フロスの使用頻度が増えます。 - 矯正の見た目の自然さが損なわれる
マウスピースが歯に完全にフィットせず、前歯に補助的な装置などが付くと、 見た目が気になる場合があります。補助的な装置やゴムが付くこと自体は悪いことではありません。 むしろ治療のクオリティを上げるために必要な場合があります( 装着時間が守られている場合でも) - 口腔内の乾燥が悪化
長時間外したり付けたりを繰り返すことで、口腔内の乾燥や粘膜トラブルが増えることがあります。
20時間以上の装着は必ず守る
マウスピース矯正は20時間以上装着することを前提に、
一般的な病気の治療において、
すぐできること
まずは装着時間をチェック!
まずはマウスピースの装着時間を記録して、チェックしてみましょう。
思っているよりも知らず知らずに外す時間が長いかもしれません。
装着時間を管理するアプリなどもあります。
食事にかける時間を決めておく
特に朝食などは、30分以内に済ませる。など決めておくと装着時間をコントロールしやすくなります。
22時間を目標にする
装着時間は20時間が必須のラインですが、20時間を目指すsと下回る可能性があります。
22時間つけることを目指していれば、多少目標に届かなかったとしても
20時間はキープをしやすくなります。
装着時間さえしっかり守れば、かなりのガタガタや出歯、八重歯やすきっ歯も治療可能です。
治療例の参考:世田谷通りリキ歯科・矯正歯科 ブログ記事「マウスピース矯正 ガタガタ どこまで治る!?」をご参照ください。
ここに挙げているのは一部です。その他のブログ記事「インビザライン の症例集・解説」もご参照ください。
他人任せではないご自身の管理が大事
マウスピース矯正はとても素晴らしい矯正装置ですが、
自分がサボっても先生がすべてなんとかしてくれる。
という他人任せの考え方が強い方にはあまり向いていません。
しっかりと歯並びを直すとために、ご本人も頑張るという意識が大事になります。
世田谷通りリキ歯科・矯正歯科ではマウスピース装着に関しての様々なアドバイスをさせていただいたり、
装着時間を確保するコツなどをお伝えして、
矯正治療をしている方を応援しています。
世田谷・桜新町・経堂・上用賀・上町・二子玉川付近で、
歯並びが気になる方、矯正で歯を抜きたくない方、マウスピース矯正(インビザライン )に興味のある方、
世田谷通りリキ歯科・矯正歯科の無料相談にお気軽にお越しください。
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