世田谷通りリキ歯科・矯正歯科|院長 西山 力|更新日:2025年

「歯のクリーニングと定期検診って、同じじゃないの?」

実はこの2つ、目的も、行う人も、保険の扱いもまったく異なります。違いを正しく知らないまま通院していると、「なんとなく磨いてもらっている」だけで終わり、本当に必要なケアが抜け落ちてしまうことがあります。

この記事では、世田谷で予防歯科とインビザライン矯正を提供するリキ歯科が、2つの違い・費用・頻度・当院のプログラムまでをまとめて解説します。

定期検診とは?歯科医師が行う「診断」の内容

定期検診とは、歯科医師または歯科衛生士が口の中の状態を評価する「検査・診断」のことです。汚れを取る処置ではなく、異常を早期に発見することが目的です。

定期検診で行うこと

  • 虫歯のチェック:視診・触診・必要に応じてレントゲン撮影で初期虫歯を確認します。歯と歯の間など、肉眼では見えにくい部位も確認します。
  • 歯周病の検査(歯周ポケット測定):歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)の深さを測定します。健康な状態は1〜3mm。4mm以上になると歯周病が疑われます。
  • 噛み合わせ・顎関節の確認:顎の動き・左右のズレ・歯ぎしりの痕跡などを確認します。
  • 粘膜・口腔がんの早期チェック:舌・頬の内側・歯ぐきの色や形に異常がないか確認します。口腔がんは早期発見で予後が大きく変わります。
ポイント

定期検診は「病気を見つける」ための診断です。この段階で問題がなければ安心できますが、汚れを落とす処置(クリーニング)は別途必要です。

歯のクリーニング(PMTC)とは?衛生士が行う「処置」の内容

歯のクリーニングとは、歯科衛生士が専用機器と薬剤を使って、歯に付着した汚れ・歯石・細菌の膜(バイオフィルム)を除去する「処置」のことです。病気の発見ではなく、病気を起こさない口内環境を作ることが目的です。

クリーニング(PMTC)で行うこと

  • スケーリング(歯石除去):歯ブラシでは落とせない、石灰化した歯石を超音波スケーラーや専用器具で除去します。歯石は歯周病の主な原因のひとつです。
  • PMTC(バイオフィルム除去):歯の表面に形成された細菌の膜「バイオフィルム」を、専用の回転器具とペーストで丁寧に除去します。歯ブラシでは物理的に破壊できないため、プロの処置が必要です。
  • 歯面研磨(ポリッシング):歯の表面を滑らかに磨き上げ、汚れが再付着しにくい状態にします。
  • フッ素塗布:処置の仕上げに高濃度フッ素を塗布し、歯の再石灰化を促して虫歯予防効果を高めます。
ポイント

クリーニングは「病気を予防する」ための処置です。どんなに丁寧に歯磨きをしていても、バイオフィルムや歯石はセルフケアでは完全に落とせません。定期的なプロケアが必要な理由はここにあります。

2つの違いを表で比較

定期検診とクリーニングの違いを表にまとめました。

定期検診 歯のクリーニング(PMTC)
目的 異常の早期発見・診断 汚れ除去・虫歯・歯周病の予防
担当者 歯科医師 歯科衛生士
主な内容 視診・触診・レントゲン・ポケット測定 歯石除去・バイオフィルム除去・フッ素塗布
保険適用 △ 条件により適用 △ 歯周病治療として一適用
頻度の目安 2〜4ヶ月に1回 1〜4ヶ月に1回(リスクによる)
セルフケアで代替 できない(医療行為) できない(専用機器が必要)

世田谷通りリキ歯科・矯正歯科では、毎回の来院時に定期検診とクリーニングをセットで提供しています。「今日は何をするんだろう」という不安がないよう、毎回の内容を事前にご説明してから処置に入ります。

何ヶ月に1回が理想?リスク別の通院頻度ガイド

通院頻度は「全員同じ」ではなく、お口の状態・生活習慣・リスクによって変わります。以下を参考にしてください。

リスク低:3〜4ヶ月に1回

セルフケアが適切で、過去に大きな治療歴がなく、口内環境が安定している方に向いています。歯並びが良く、歯磨きが丁寧にできている方も該当します。

リスク中:2〜3ヶ月に1回

過去に虫歯や軽度の歯周炎の経験がある方、タバコを吸う方、糖尿病などの全身疾患がある方は、やや短いサイクルが安心です。

リスク高・矯正中:1〜2ヶ月に1回

インビザライン矯正中の方・ワイヤー矯正中の方は特に注意が必要です。矯正中は歯が動くことで隙間が生まれやすく、マウスピースが歯を覆うことで唾液の自浄作用が弱まるため、汚れが蓄積しやすくなります。矯正効果を最大限に引き出すためにも、短いサイクルでのプロケアをおすすめしています。

「何ヶ月に1回か」はお口の状態で決めます

世田谷通りリキ歯科・矯正歯科では初回来院時に口内の状態を詳しく確認し、その方に最適なメンテナンス間隔をご提案しています。「自分はどれくらいのペースで来ればいいか」は、お気軽にご相談ください。

保険適用になる?費用の目安

「クリーニングって保険が使えるの?」というご質問をよくいただきます。答えは「状況によって異なる」です。

保険適用になるケース

歯周病の治療の一環として行うスケーリング(歯石除去)は、保険適用になります。歯周ポケットが深い・歯ぐきから血が出るなど、歯周病の症状がある場合は保険内での処置になることがほとんどです。

処置内容
定期検診(視診・触診・ポケット測定)
スケーリング(歯石除去)
PMTC(バイオフィルム除去)
フッ素またはMIペースト塗布(成人)

世田谷通りリキ歯科・矯正歯科では、2500円程度(保険適応3割負担の場合)で上記全ての処置を行います。(初めてのご来院でレントゲン等の撮影があった場合は別途かかります)

クリニックによって大きく変わることがありますのでご注意ください。

費用について

上記はあくまで目安です。お口の状態・処置内容・来院時の検査結果によって変わります。リキ歯科では処置前に費用のご説明を行いますので、ご不明な点はお気軽にお申し付けください。

世田谷りリキ歯科・矯正歯科の予防歯科プログラムについて

リキ歯科では、「痛くなってから来る歯医者」ではなく、「痛くならないために通い続ける歯医者」を目指しています。そのために、予防歯科を診療の中心に置いています。

リキ歯科の予防歯科の特徴

  • 毎回「検診+クリーニング」をセットで提供
    来院のたびに「今日は何をするの?」という不安がないよう、毎回の内容を事前にご説明してから処置に入ります。
  • 歯科衛生士も拡大鏡を使用
    お口の変化を見逃さいよう、拡大鏡を使用して把握し、より精度の高いケアを提供します。
  • インビザライン矯正との一体提供
    矯正治療中は特に虫歯・歯周病リスクが高まります。リキ歯科では矯正の進捗確認と予防ケアを同じ来院で行えるため、通院回数を増やさずに口内環境を守ることができます。
  • セルフケア指導
    磨き残しのクセ・フロスの使い方・食生活のアドバイスなど、ご自宅でのケアの質を上げるサポートも行っています。
  • 日曜診療・18時まで対応
    平日の通院が難しい方にも継続して通っていただけるよう、日曜・夕方の診療時間を確保しています。よくある質問(FAQ)

久しぶりに歯医者に行くのですが、クリーニングだけでも受けられますか?

はい、受けられます。ただし、安全に処置を行うために初回は簡単な口内確認を行わせていただいています。歯石が多い場合や歯周病が疑われる場合は、状態をご説明した上で処置の順番をご提案することがあります。「久しぶりで恥ずかしい」というお気持ちは不要です。ぜひお気軽にご来院ください。

クリーニング中は痛いですか?

歯石の量や歯ぐきの状態によって、多少の違和感を感じることがあります。特に歯石が多く溜まっている場合や歯ぐきが炎症を起こしている場合は、一時的にしみる感覚が出ることがあります。痛みに敏感な方は事前にお申し出ください。麻酔を使った処置も対応しています。クリーニングをすると歯が白くなりますか?
着色汚れ(ステイン)が原因で歯が黄ばんでいる場合は、クリーニングによって本来の歯の色に近づくことがあります。ただし、歯そのものの色(象牙質の色)を変える効果はありません。歯の白さを根本から改善したい場合はホワイトニングをご提案しています。

子ども予防歯科を受けられますか?

はい、対応しています。お子さんは歯の質が未熟で虫歯になりやすいため、定期的なフッ素塗布・シーラント・ブラッシング指導が特に重要です。初めての歯科がトラウマにならないよう、世田谷通りリキ歯科・矯正歯科では無理のないペースでお子さんのペースに合わせた対応を心がけています。ご褒美のガチャガチャもあります。

インビザライン矯正中でもクリーニングを受けられますか?

はい、矯正中こそ積極的に受けていただくことをおすすめしています。世田谷通りリキ歯科・矯正歯科では矯正の進捗確認と予防クリーニングを同じ来院で行えるため、効率よくケアを続けることができます。矯正中の虫歯・歯周病リスクについてはこちらの記事もご覧ください。

世田谷通りリキ歯科・矯正歯科

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