ビール、日本酒、ワイン、カクテルなど、お酒を毎日飲む方から、週に何回か飲む方、全く飲まない方といると思いますが、
お酒はみなさんが思っている以上に歯にダメージを与えます。
お酒を飲んで、のまま過ごす、そのまま寝る(これはダメージ最大です)などをしていると
歯にダメージが蓄積していきます。
甘くないお酒でも歯にとってはいろいろなデメリットがあります。
お酒が歯に与える影響とその対策をご紹介します。
お酒が歯にあたえる影響と対策
1.エナメル質の侵食
アルコール飲料はほぼどの商品も酸が含まれており、これが歯の表面のエナメル質を溶かしてしまいます。
特にワインや、カクテル、ビール、サワーは酸性度が高く、頻繁に飲んでいると歯が酸にさらされ、虫歯や歯の摩耗が進みやすくなります。
2.口の乾燥(ドライマウス)
アルコールには脱水作用があるため、体全体の水分が失われやすくなり、唾液の分泌も減少してしまいます。
アルコールが唾液の分泌を抑え、口が乾燥しやすくなります。
唾液は、食べかすの洗浄や酸の中和などの役割を果たしているため
唾液の分泌が減ると虫歯や歯周病のリスクが高まります。
3.歯の変色
赤ワインなど色が濃いアルコール飲料は歯に着色しやすく、飲む頻度が多いと歯が黄ばむ原因になります。
また、色素がエナメル質に浸透しやすいため、着色が進みやすくなります。
4.虫歯のリスク増加
カクテルやリキュールなど甘いアルコール飲料は、糖分が多く含まれているため、口内細菌が糖分を餌に酸を生成し、虫歯のリスクが高めます。
5.歯周病のリスク
長期的な大量飲酒は、歯茎にも悪影響を与え、歯周病のリスクが増加することが考えられます。アルコールの影響で歯茎が炎症を起こしやすくなり、歯を支える骨が弱くなります。
歯を守る、お酒の後の対策
対策として
飲酒後にお水ですすぐ
飲酒後は必ず水で口をすすいだり、お冷を奥の中にめぐらせながら飲み、酸や糖分を流すことが効果的です。
やっぱり理想は歯ブラシをする
酔っていると歯磨きを怠りがちですが、飲酒後は特に歯磨きをする習慣をしましょう。
アルコール飲料の種類や量に注意し、飲みすぎないよう注意することが、歯を守る上で大切です。
飲酒は適量であれば問題はありませんが、長期的な影響を考えると歯と歯茎の健康に配慮しつつ楽しむことが大切です。
対策を行いをすっきりと
アルコール摂取後に歯のケアをしっかり行うと、
1.口の中がすっきりして快適
- 飲酒後は口が乾燥しがちですが、歯を磨くことで爽快感が得られ、口の中がリフレッシュされます。
- 口内環境が整うと、気持ちもリセットされ、眠りにつく前に心地よい状態を保てます。
2.翌朝の不快感が減る
- アルコールが残っていたままだと、翌朝に口臭や口のネバつきが気になることがありますが、就寝前に歯のケアをすることで翌朝の口の違和感が軽減され、すっきりとした目覚めを感じます。
3.虫歯や歯周病の予防効果が期待できる
- 歯磨きをすることで、糖分や酸を洗い流し、虫歯や歯周病のリスクを予防しましょう。
4.自分に自信が持てる
- 飲酒後でもきちんと歯を磨いたという達成感があり、自己管理ができたという満足感が得られます。自分を大切にしている感覚が自信にもつながります。
5.人との触れ合いにも自信が持てる
- 飲酒後は口臭が気になることも多いですが、気を使うことで清潔感が保たれ、人との会話や次の日の仕事にも安心して取り組むことができます
アルコール摂取後でもきちんと歯のケアをすることで、自分や健康に対して良い習慣が作られ、日々の生活の質が向上します。
人生100年時代にそなえて、お酒の後のケアを心がけましょう。
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