口の渇きが気になりませんか? 今すぐ始められる対処法があります。
対策1 とにかくよく噛む。
加齢による唾液の減少を止めることはできませんが、 いくつになっても唾液の分泌を促すことはできます。
「まずは、とにかくよく噛んで食べること。
ひと口につき30回以上ゆっくり噛んで食べることが理想的です。
「実は、 唾液には食べ物に含まれる発がん性物質の毒性を消去する効果があ ることも報告されていますが、
対策2 上あごに舌先をちょんと付ける。
「口が乾かないようにするためには舌の位置がとても重要です」
「舌を正しい位置に置くことで口呼吸を防いで鼻呼吸へ導きます。 そうすると自然に口が閉じますから、口がカラカラにならなくなります」
口を閉じたとき、舌先がどこにも触れていない、 あるいは下にだらりと落ちているような場合は舌の力が低下してい る可能性大。
舌先が上の前歯の付け根あたりにちょんと付いている状態
ポイントは、 舌先が上の前歯の付け根あたりにちょんと付いている状態にするこ と。
ついつい忘れてしまいがちですが意識しながら繰り返し、 習慣にしましょう。
舌先が上の前歯の付け根あたりにちょんと付いた状態が理想的なポ ジション。
テレビを見ているとき、 買い物に出かけているときなどにも意識してみてください。
対策3 指みがきで口の中をマッサージする。
「口の中を直接マッサージして、 唾液の分泌を促す方法もあります。 それが指みがき。 口が渇くという自覚症状がある方はこちらがおすすめです」
やり方は下記の通り。
頬の内側や唇の内側、歯ぐき、 上あごなどをそれぞれ指でやさしくなでるようにマッサージするだ けです。
「基本的には指だけで行いますが、
爪が長い場合は口内を傷つけないように、 使い捨てのゴム手袋や指サックをつけて行いましょう」
「また食べ物が飲み込みにくい人は、 食前に指みがきをしてみましょう。唾液が出て、 飲み込みやすくなるはずです」
頬の内側
左右の頬のそれぞれの内側に人差し指を当てて、 上下にマッサージしましょう。 外側に指を少し押し出すようになでるのがコツです。
唇の内側
上唇の裏に、人指し指の腹を当てて、左右に動かしてマッサージ。 こちらも外側に押し出すようにしてください。
歯ぐき
指先で歯ぐきをやさしく押して唾液の分泌を促しましょう。 また歯ぐきには40ものツボがあり。
上あご
マッサージするのは上あごの中央より手前の部分。 指の腹で奥から手前にやさしくなでるように10回ほどマッサージ しましょう。
力を入れすぎないように気をつけてください。
対策4 唾液が出てくる3カ所を毎日刺激する
外出先で口の中が渇いて仕方がないときや、 緊張して口の中がカラカラでうまくしゃべれないときなどにおすす めなのが、
「唾液腺とは、 刺激すると自然と唾液が分泌されるツボのようなもの。 ここをほどよく刺激するだけで口の中が潤います」
主な唾液腺は全部で3カ所。
耳の下にある耳下腺と、 あごの下にある顎下腺、舌にある舌下腺です。
「各10回ほどじんわり押すようにマッサージしてください。 3カ所それぞれ質の違う唾液が出てきますから、
舌下腺をマッサージ
顎の先端の内側を、両手の親指で持ち上げるように押す。
顎下腺をマッサージ
顎の両脇の骨の内側の窪みを指先でぎゅっと押す。
耳下腺をマッサージ
親指以外の4本の指で、後ろから目に向けて円を描くように押す。
増加傾向にあるシェーグレン症候群
シェーグレン症候群という病気をご存じでしょうか。
圧倒的に女性が多くみられます。
「これは自己免疫疾患である膠原病の一種。 涙や唾液を産生する涙腺や唾液腺などに障害が起きて、口や目、 さらには皮膚などの多様な箇所が乾燥する病気です」
ただでさえドライマウスになりやすい更年期の女性。 さらに免疫のバランスが崩れることで難病に指定されているシェー グレン症候群を発症する可能性が高まります。

男性1に対して、女性の罹患率は17と圧倒的に女性に多い病気です。
50代前後に多くみられます。
「もし、 口だけでなく目や皮膚などにも強い乾きを感じたら医師に相談して みましょう」
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